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アルファ碁対セドル戦についての考察(AIと人間の関係についても)

少し前の俺はツイッターに技術的特異点やAIについて思ったことを逐一書いていたが明らかに非効率的で思考力の無駄だということが分かった。だから最近はもっぱら趣味やファンである生主やキャス主の感想や情報を流している。もちろん社会、科学系のニュースにも目は通してるけどツイッターで逐一つぶやくよりその日の終わりにこうやってブログでまとめて書いたほうが効率的だし140字の字数制限もないので納得のいく形でまとめられる。

 じゃあ本題。俺はこれでも小学校の頃に囲碁を習ってたから囲碁はできる。数ヶ月前にアルファ碁対セドルの戦いがある事を聞いていたのでライブ中継を見ていた。結果はアルファ碁四勝一敗で幕を閉じた。そして今日どういうつもりかまたその第二局をyoutubeで見たくなったから見た。アルファ碁の下辺での打ち方を覚えた俺は序盤での打ち回しが以前より強くなった気がする。そこで思った事がある。

 アルファ碁の打ち方を徹底的に勉強すれば人間の碁打ちはもっと強くなれるんじゃないかなという事。例えば、子供の頃に習っていた時は当然最初は弟子は師匠に互先で勝つことはできない。だけど何年も教えてもらったら弟子が師匠を越すことも普通にある。そしてその師匠は今度は弟子に教えてもらう事も普通にある。結果師匠も強くなる。さらに言うと「AIと人間」の関係っていうのは「師匠と弟子」の関係に似てくるんじゃないかなと思った。ツイッターでは「AIに勝てるわけないし人間に理解できるレベルを超えてるから今後どうやっても勝てない。」って言ってる人がいた。こういう人は勝つことじゃなくて上達しようとは考えないのかな?勝負事の世界ではこういう奴はまっさきに朽ちて負け犬化いくんだよね。

 それはさておき何故「師匠と弟子」かというと、ここからは半分想像だよ。この先人間がアルファ碁から学んで強くなったとする。その強くなった後の人間同士の棋譜をもう一度アルファ碁に学習させて、さらに強くなったアルファ碁の棋譜で人間が学習する。そのサイクルが今後起こるなら「師匠と弟子」の関係に似てるんじゃないかなってね。

 それでセドルや他の碁打ちがアルファ碁からもっと学ぶことができて来年か再来年になるかはわからないがその時にもう一度こういう企画があるんだったら今回とは少し違う結果になってると思う。だけどアルファ碁の棋譜が少ないと思うから勉強材料は少ないと思う。アルファ碁の棋譜がもっと増えて、碁打ちがそれで勉強すれば特に定石や布石の研究はもっと進む。実際大橋六段は「ツケ引き定石はもう打たれなくなるかもしれませんね。」というコメントを残している。本当に打たれなくなるかどうかはわからないけど。アルファ碁がツケる側でツケ引き定石を全く打たずに相手に勝っている棋譜が大量に生まれるのであればツケ引き定石は悪いことが分かってプロは打たなくなると思う。それだけで定石や布石は進歩すると思うしそういう事を理解したトップ棋士がもう一度アルファ碁と対峙したならさらに面白い内容の碁になってると思う。

 

今更だけど第二局。高尾先生の解説だね。

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